1. 子どもと一緒に歩いてみよう

子どもと一緒に歩いてみよう

園長コラム

 新緑の美しい5月に、親子遠足を楽しむことができました。新年度が始まって2か月、保護者の皆さんも顔見知りになってきたことではないでしょうか。子どもたちは水彩のにじみ絵や土手散歩、おやつ作りと活動が充実してきました。

 さて、嶺町幼稚園では「歩くこと」を大切にしています。多摩川へのお散歩では、ゴルフ場やガス橋近くまで歩き、年長児は今週せせらぎ公園まで往復で歩いていきます。歩くことは様々な観点から子どもの成長を助けます。

 

〇体力がつく

歩くことで体力がつきます。そして、体全身の筋肉を調和的に鍛えることができます。

〇集中力がつく

東京都によると、30年前には1日約2万7000歩あった小学生の歩数が、約1万1000歩まで減りました。歩く機会が減ったことは、体調が悪い、やる気が出ないなど、生活習慣や学習意欲にも影響が出るという報告もされています。また、先日小学校の先生から、体力が十分でない子は授業中に座っていられないという話も聞きました。通学で疲れてしまい、授業に集中できないそうです。歩くことで体力がつくだけでなく血流もよくなり、脳も活性化します。そして生活面でも余裕ができ、集中力や考える力にもつながるのです。

〇よい生活リズムを作れる

歩くとお腹がすきます。お腹がすくと食事を自発的にとるようになります。また疲れるため、早く眠れるようになります。「動く、食べる、眠る」という良い生活リズムが自然にできてくるのです。

〇感性が豊かになる

歩くと様々なものが子どもの目にとどきます。四季折々の花や虫、道路工事があったり、新しい家に気づくこともあります。そして、お日様の光や風の音など自然を肌で感じます。このような出会いは、子どもの感性を豊かにしてくれます。

〇親子でのコミュニケーションの時間が増える

親子で一緒に歩くと、出会いを共有できます。子どもが散歩中に発見したことや、興味を持ちそうなことを見つけたら、大人からも声をかけてあげましょう。

 

幼児期に楽しみながら歩くことが習慣となっていくようにと、私たちは考えています。

 親子遠足では前へ前へと歩みを進める子、興味のあることを探しながら進む子、疲れたと親に甘えてしまう子、転んでも気を取り直して歩く子など、様々な姿がありました。歩くことは、周囲に対して能動的に働きかけるようにもなり、「~してみよう」という意欲が湧いてきます。ぜひ親子でたくさん散歩をしてみてください。

副園長  齊 藤 晴 彦

2017年5月29日

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