1. 進級・卒園にむけて

進級・卒園にむけて

園長コラム
 この2月は寒い日が続きましたが、陽の光に春を感じるこの頃です。梅の花が可憐にほころび、木の芽もふくらみはじめ、生命が生き生きと動きはじめています。
子ども達も3月を迎えますと、成長の歩幅がぐーんと大きくなり、日に日にしっかりしてきます。先日、子どもらの卒園・進級が間もなくと感じるような活動がありました。
 
 年長児の一週間かけて作りあげた「お家」に年少や年中児が遊びに行きました。
子ども達は保育室いっぱいに広がるダイナミックな作りに興奮し、年長児に歓迎され説明を受け手作りの家具や電化製品に触れさせてもらって、大喜びでした。
その表情から感じるに、年少児は「こんなことも出来るのだ。」と遊びの発想が広がったはずです。年中児は「自分もやってみたい!」「次は自分の番」とわくわくしたことでしょう。
 
 それから1週間後、年長児は嶺町小学校1年生の「おいで嶺町」にでかけて行きました。手作りの招待状が届いたときからとても楽しみにしていましたので、冷たい雨もなんのその、子ども達は足取り軽やかに小学校に向かいました。
1年生の待つフロアーに整列しますと、代表の1年生の「はじめの言葉」があり、担任の先生から説明がありました。年長児は真剣に聞いていて、「それではみなさん1年生のコーナーに行きましょう。」という先生の言葉で、一斉に動き始めました。引率していった私達が何も説明を加える必要はなく、4クラスに渡って並んでいる20のコーナーのなかに入っていきました。小学校生活についてのクイズやピアニカを弾くコーナー、踊りを教えてもらったり、簡単な文字のプリントを書きあげると花丸をつけてくれるコーナー、粘土や掃除の仕方を教えてくれるコーナーなど、自由に選んで参加してまわり、1時間があっと言う間にすぎました。とても有意義な体験でした。
年長児は楽しかったことはもちろん、1年生の言動から多くの刺激を受けました。そして自分で考えて一人で動けた自信は大きかったように思います。
 
 4月、子ども達はそれぞれに大きな節目を迎えます。
子どもは「大きくなる自分」に多くの可能性があると信じています。それは生きることのエネルギーです。「今出来なくても桃色になったら出来るよ。」「藤色になったらリレーをする!!」「小学校にいったら勉強をがんばるんだぁ。」きっと、日々においてはいろいろな事が起こり前向きばかりではいられません。けれども、ご両親がいつも寄り添い応援してくれている実感が子どもを素直に成長させていきます。
 「応援」はお子さんをよく観てあげることから始まります。ご両親が子どもの長所短所を理解していると、的を経た手助けができます。特に低学年までは、短所を子どものせいにしないで、ご家庭の配慮や工夫で補ってあげましょう。それは長所が伸びることにも通じます。
 
 年長児は小学校にご入学、勉強が始まります。
学ぶ楽しさを生涯持ち続けて、心豊かな人生をおくってほしいと願います。
巣立っていく子どもらが、佳き出会いに恵まれて、
            健やかに成長されていきますように心からお祈りしています。
                                園長  手 塚 映 子

2018年2月26日

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