1. 2018.2.26 年長児

2018.2.26 年長児

担任コラム
  梅の花も咲き始め、柔らかな春の陽ざしに春を感じるようになりました。
土手へのお散歩では、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリ等、小さな野花に目を輝かせている子ども達。縦割りクラスでは、1月下旬から3週間「さくら」「けやき」グループに分かれて、年齢別での活動を楽しみました。
 なかでも年長児は、幼稚園の一番上のお兄さん、お姉さんと言う自覚を持って、皆のお腹を満たす量のカレー作りや、皆をご招待できるお家作り…と、一つひとつの活動が、園全体の一大イベントとなっています。
 
 ダイナミックな活動には、それに向かい合う為の準備や計画が大切です。
皆で意見を出し合い、ゆずり合い、時には衝突をしながら一日一日を過ごしていきました。
 カレー作り、家作りをする時のグループ、そして名前決めも子ども同士で行います。
スムーズに決まるグループもあれば、降園まで時間をかけて決めるグループも…。
 さくらグループでは、“さそり”“バラ”“よつば”の3グループに決まりました。グループの名前が決まると、以前から一緒にいたかのような結束感が生まれるので不思議です。
 カレー作りに向け、野菜、リンゴ等を入れる係担当を決めていると、時に誰の手も上がらない係りがあります。すると、お友達の一人が「誰もやらないなら、僕やるよ。」と率先して手を上げてくれました。とても自然に清々しい姿でした。その様子に周りの子ども達も「私もできるよ。」「僕も!」と、その後の係担当はあっという間に決まりました。
 家作りでは、グループごと話し合い、台所やトイレ、お風呂場等を作ります。あるグループは、「台所は私の担当ね。」「お風呂場が壊れているよ。お風呂担当誰だっけ?」と自分達で担当を決め、責任を持って作り進める姿が見られました。主体性を持って取り組んだカレー作りや家作りは、それぞれに思い出深いものとなった事でしょう。
 
 年長児だけで蜜に取り組む年齢別の活動は、縦割りクラスとは異なる沢山の心の揺れ動きがあった事と思います。自己表現と協調性のバランス、十人十色の多様な考え方や、伝え方、そして、伝わり方。一人で好きな事を思い切りできる自由さと、特定の仲良しの友達と何でも言い合え、支え合って遊べる心地良さには、不自由さは少ないかもしれません。しかし、カレー作りや家作りは、他者を感じ、諦めずに話し合い、力を合わせて行うダイナミックな活動
 さからこそ、1人では成し得ない充実感や達成感を感じることが出来ます。
 園生活の3年間、そして年齢別での3週間、子ども達は友達と一緒に、遊びの中から沢山の学び合いをしてきました。その経験を就学前の大きな自信とし、卒園最後の1日まで存分に楽しめますよう、保育者も一日一日を大切に、勇気づけていきたいと思います。
 
年長児担当 髙宮美月

2018年3月26日

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