1. 夏休みに感じたこと

夏休みに感じたこと

園長コラム
 始業式、子ども達は夏休みの話で盛り上がります。
きっと親子で夏ならではの体験を楽しまれたことでしょう。感覚が豊かに刺激され心が大きく動いた夏休みを経て、2学期の子ども達は興味・関心は広がり、積極的に園生活にとりくんでいくようになります。
 
 さて、私達大人は異常気象の危機を感じる夏でもありました。自然災害の映像を目にするたびに、どんなところでも起こりうる時代になっていると痛感しました。
 夏休みに理事長と私はある会社の式典に出席するためにオーストリアを旅行しました。その式典で様々な国の来賓の方とお話をする機会に恵まれ、話題のひとつが異常気象についてでした。「日本も台風の被害が大きいですね、大丈夫ですか?」「ドイツの夏も高温が続くようになって・・・」「デンマークではこの数カ月雨が降らない。」など。そして、その席で用意された飲み物(コっプ)に入っていた木の棒を”マドラー”だと思いジュースをかき回した私に・・「これは麦のストローだよ。」と声がかかり大変驚きました。(ご存じの方も多いかと思いますが、プラスチックのストローやレジ袋を替えていく社会的動きが大きくなってきています。)
 その会社はオーガーニックの食品を加工し、会社の設備も自然の恵みを崩さないように配慮しています。麦のストローは裏の畑から刈り取ったもので、そのレストランでは普段から使用しているということでした。この旅行は多くの気づきをもたらし、私は新たな視点をもてたように感じます。
これから10年、20年後と私達の環境は大きく変化していくでしょう。人間が地球のなかで自然と共存していくための研究や政策も大切ですが、一人ひとりの知恵や行動が大きな力になると信じたいと思います。そして幼児にはその理屈を唱えるよりも、ごみを少なくする工夫やごみの分別など身近な大人を真似ながら、それが「自分の行為」になるように導いていくことでしょう。園生活のなかでできることはたくさんあります。来年度の保育に生かしていくよう具体的に準備を考えていきます。
 
 2学期は、4ヶ月の継続性のあるなかで、園外保育や大きな行事など活動の幅が広がります。子ども達の満足感や達成感が増し、グーンと伸びていきます。
保護者の皆様におかれましても行事のお手伝いや年少児の保育見学など、園に関わって頂ける機会が増えます。子どもも大人も実りの多い学期にしてまいりましょう。
 
 今学期も皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます
園 長   手 塚 映 子

2018年9月 5日

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