1. 帰宅後の友達遊び

帰宅後の友達遊び

園長コラム

 早いもので、1学期の最終月を迎えました。子どもひとりひとりの成長に加えて、クラスの友達の間に親しみが深まり、担任を要としてクラスの和が出来つつあります
 年少児は、友達の名前を呼び合って遊ぶ姿が増えてきました。年中児は、進級クラスの新しい交友関係が広がっています。年長児は付き合いが2 年目となった仲間同士、気を許し一層信頼し合っている様子です。きっと、たてわりクラスの子ども達は、帰宅後に遊ぶ機会が増えているのではないでしようか。
 幼児の成長から観て、「もっと一緒に遊びたい」と思う友達が出来ることは、とても喜ばしいことです。そして遊びたい気持ちを言葉にし、両者の合意を経て「約束」を成立できるようになるのにも過程があって、年長児くらいになるとスムーズにできるようになってきます。だからこそ、子どもが約束できた時にそれが叶うように保護者同士が手伝ってあげてほしいと思います。
もちろん、予め予定が入っている時は、子どもが諦めることを学ばなくてはなりません。大切なのは、日常的に帰宅後のスケジュールのゆとりです。1 週間のなかで、子どもが友達と自由に遊べる時間がどのくらいありますか? 習い事が多すぎませんか? 私達大人は、先々のことを考えすぎて忙しい毎日を送りがちですが、幼児にはこの時期にしか出来ないことを存分に体験できる時間や空間を持っていてあげたいものです。
 私が担任をしていた頃は、学童期に子どもは仲間と群れて遊びながら社会的なセンスが養われると言われ、重要視されていました。実際に、公園で多くの小学生が賑やかに遊んでいました。最近は小学生も忙しくなり、遊び方も変化しています。(ゲームを持ち寄って各々で遊んでいる姿を憂慮するお母様がいらっしゃいました。)
 是非、幼稚園時代に友達あそびを充実させていきましょう。(年少児はもうしばらく、園生活内の友達遊びを中心にして、帰宅後は休息やひとり遊びの充実を見守っていきましょう。)
 また、お母様からご相談の多い「公園遊びのトラブル」について触れますと、ご家庭や公園などで多数の子どもが遊ぶ時は、すべてを子ども任せにせずに、大人が様子をみながら助言をしてあげると、楽しさが続きます。幼稚園では、教師のルールのもとで、子ども達は遊ぼうとします。いろいろなことがおこりますが、教師はよく観ているからこそ、無用なトラブルと判断すれば事前に止めたり、的確な言葉かけ・援助ができます。
お母様がつい大人の話に夢中になっていますと、子どもの遊びは楽な方へ・・興奮し乱暴になっていきます。その小さな兆しに注意を払ってあげると、遊びは継続します。大喧嘩になったり、怪我をしてから、大人が跳んでいくようなことは避けたいものです。
状況によって、友達の子どもを注意しなければならないことがあります。それも子どもにとって貴重な体験です。保護者同士が信頼のもと、「悪いことは叱る・良いことは褒める」態度で向き合ってあげてください。

2012年6月28日

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