喜怒哀楽

園長コラム

 先日年長児 40 人と冬合宿に行ってまいりました。天候にも恵まれ、雪合戦、かまくら作り、雪道散策、ソリすべりなど、思いっきり遊ぶことができました。帰りの日には、もっと泊まっていきたいという子どもも多く、とても楽しい2 泊3 日を過ごすことができました。

 合宿中には、友達と協力し合う場面が多く見られました。役割分担をし、お互いに声を掛け合いながら作ったかまくら、スノーブーツや手袋を協力して身につける姿、咳をしている子の背中をさすっている子など、自然と助け合い、協力しながら遊び、生活をしていました。共に笑い、怒り、喜んだことで、子ども達は仲間の絆を深めたように思います。

 私は、喜怒哀楽を表現することが、人間関係において必要であると思っています。大人になると様々な思いが頭をめぐり、素直に自己表現できなくなってはいないでしょうか。そして周囲の喜びを一緒になって喜べなくなってしまうことがあります。子どもにとってはどのような喜びも大きいものであり、一緒になって喜んでくれることで、喜びの感情を身につけていきます。そして、相手の喜びが自分の喜びのように感じるようになっていきます。悲しいときも同じです。一緒になって泣いてくれる仲間がいることで、私はひとりではない、共感してくれる仲間がいると、周囲を信じる力が培われます。世の中は周りの助けがあって成り立っていくことを知っていくための原点になるのです。楽しいことがあったときは思いっきり共に笑う、注意するときは泣いてでも、正しいことを伝えていく、このように自分の気持ちに素直になって子どもと時間を共有していくことが、子どもの感受性を豊かにしていくのだと思います。

 今年度も残り2 ヶ月となりました。3 学期も年齢別活動やお楽しみ会など、楽しい活動が多くあります。素直な感情を育むことができるように、子どもの声に耳を傾け、日々気持ちを通わせていきたいと思います。

副園長 斎藤晴彦

2013年1月31日

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