1. 納得のいく解決

納得のいく解決

園長コラム

芝生の芽が出始め、園庭が緑で覆われてきました。芝生の上でゴロゴロしたり、走り回ったり、芝生の間から生えてくる草花を発見したりと、遊びが広がります。先日お弁当を芝生の上で食べました。陽の光を浴びてのんびりと過ごす時間に、どの子も自然と笑顔があふれていました。

 

 全学年お弁当が始まり、通常保育になりました。クラスで過ごす時間も長くなり、子ども達は友達を認識し、クラスに慣れてきたように感じます。たてわりの子ども達は友達の性格がわかり始め、異年齢の子どもと遊ぶ機会も増えてきました。慣れてきた分、自己表現も強くなってきました。年長児は、年上になった意識から今まで我慢していたことも、主張するようになってきました。年中児も自分でやってみたいことが増え、クラスの中で喧嘩も増えてきました。そのような時、私達は、子どもの素直な感情を受け止め、我慢させるのではなく、両者の気持ちが一方づかないように物事を提案していきます。お互いの意見を聞き、それぞれの子に物事の秩序を伝えていきます。

遊びの中で喧嘩になった場合、仲裁に加えて新しい遊びを提案したりもします。また生活の中で、席の取り合いや、並ぶ順番で喧嘩になった場合、次回に希望がかなうよう約束をしたりします。この段階で納得のいかない子どももいます。しかし、約束をした場面になった時に必ず守られようにしてあげることが大切です。約束は守られてこそ約束なのです。この体験が積み重なることで、子ども達は、周囲への信頼感・安心感が生まれます。私たちは、「お友達にそのようなことはしてはいけないでしょ!」「今は我慢しなさい!」と言いがちになってしまいます。しかし子どもは悪気があって行動を起こすのではなく、方向性が見えなくて自分流の行動をしてしまうのです。私たちは注意をするだけではなく、一緒になって新しい体験をしていくことが大切です。

納得した解決ができていないからこそ、子どもはまた同じ行動を起こしてしまうことになります。子ども達が伸び伸びと生活できるために、私たち大人が、子どもの一歩先をみた配慮をしてあげたいですね。

 

先日、幼児教育無償化の署名活動のお願いをいたしました。この政策が持ち上がっているということは、日本国が幼児期の教育がとても重要で、どの子にも可能性を持たせてあげたいという思いもあるように感じます。 

ご協力どうもありがとうございました。

副園長 斎藤晴彦

2013年5月29日

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