1. 生活習慣からの育ち

生活習慣からの育ち

園長コラム

 先日年長児と冬合宿に行ってまいりました。クラスの仲間が力を合わせて作ったかまくら、新雪の中、動物の足跡を探しながら歩いた散策、工夫して乗りこなしたそり遊びなど、とても楽しい体験ができました。宿舎では、普段の生活を通して身辺自立ができてきたことで、安定した心持ちで過ごすことができました。先生の説明を理解し、行動に移すことができるようになった子、質問をして納得をしたうえで動く子など、主体的に動けるようになった年長児に頼もしさを感じました。親元を離れてやり遂げた2泊3日は自信になったことでしょう。

 

 生活習慣が自立するということは、能動的な活動ができるようになります。目の前のことに集中して取り組めるようになります。そして段取り良く物事を進められるようになり、見通しを持って行動できるようになるのです。冬合宿では宿舎に戻ると、ゼッケン、帽子、手袋を玄関で脱ぎ、スノーブーツを乾燥室に置いた後、大広間でそれ以外の衣類を着替えます。脱いだスキーウェアをハンガーにかけて乾燥室に運んだら、お部屋に戻ります。この流れは、子どもが混乱せず気持ちよく動けるように、幼稚園で考えた順番です。冷たいものや濡れたものは初めに脱ぐ、暖かい部屋で着替えをするなど、ちょっとした空間と順番の配慮が子どもの行為を潤滑にさせ、その意味も分かって動けるようになります。自立を年相応に促してあげる大人の工夫はとても大切です。赤ちゃん扱いしないで、子どもの動きやすい環境を作ってあげるようにしましょう。子どもは多くのことを自分の手でできるはずです。

 次に、生活をリズム良く保つことも重要です。先日、「朝早く起きる」「朝食を食べる」など生活習慣が良好な子どもの学力の正答率が、そうでない子どもの正答率より大変高いという調査結果が出ていました。学習とともに、快適な生活のリズムによって心が安定し、対人関係においても穏やかな態度で接することができ、仲間と協力し合う基礎になるのです。

 

 1月に入って寒い日が続き、インフルエンザも流行し始めてきました。手洗い、うがい、しっかりと休養するなど、予防に努めていきましょう。

 

副 園 長  齊 藤  晴 彦

2014年1月30日

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