1. 年齢とともに出来るようになること

年齢とともに出来るようになること

園長コラム

 未就園児のための幼稚園開放日「オープン土曜日」で、保護者向けのお話をするようになって15年ほどたちます。実際にお母様がどんなことに迷われ悩んでいるのか伺っていると、ひとつの正論だけからアドバイスをしても、具体的な子育てにつながらないことを痛感します。

 例えば、今の乳幼児用品は子ども用ではあるけれども、大人の利便性にも配慮されていて、乳幼児の発達からすると扱い方を少し工夫して欲しいと思うのですが、

持ち運びが楽なバギーや吸収量を増した紙おむつ・・・今では当たり前の物を否定するつもりはありません。考えれば、ご近所づきあいが親密で大家族のなかで子育てができていた頃から大きく社会が変化しているのですから。

 

 皆さんにお伝えしたい大切なことは、大人に気をかけられ手をかけてもらって子どもはその年齢に適した発達を成していけるということです。わかりやすいのは、卒乳やおむつはずしです。大人が頑張らなくてもいつかははずれていきますが、適した時期に外れていくことに大きな意味があるのです。その節目に大人が向き合ってあげるには根気や忍耐が必要ですが、意味を知っていると頑張り方がちがってきます。

そして、子どもやご家庭に合わせてお母様がご自分で出来そうな工夫を一緒に考えてさしあげる場でありたいと思っています。

 

 さて、在園児も大事な育ちの道筋にいます。園生活には様々な場面があって、言葉や指先の発達、人間関係の築き方、集中力など、いろいろな発達を捉えることができます。特に運動会後の10月から11月は子ども達が一段と伸びる時期です。

ご家庭でも、お子さんとの向き合い方を変化させていく良いタイミングになるでしょう。一番年下だから、お姉さんだからといった大人の思惑をはずして、その年齢にやるべきことを存分に体験できるように、またはその時の課題を誤魔化さずに乗り越えられるように援助してあることが、ステップアップのきっかけになっていきます。

 

 10月の年中児向けのクラス懇談会、年少保護者向けの勉強会では、それぞれの年齢の現在の姿と次につながるヒントをお話したいと思っています。

 

園長  手 塚  映 子

2015年9月28日

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