1. 共感から次への一歩

共感から次への一歩

園長コラム
 先日の林試の森公園への親子遠足では、新緑の中、歩いたり遊んだりお昼を食べたりと、楽しい時間を過ごせました。クラスの親睦もはかれたのではないでしょうか。
 
 年少児は、園生活でいろいろなことが自分でできるようになり、周りが見えてき始めました。楽しいことうれしいこともあれば、我慢が必要なこともわかってきました。幼稚園は集団生活ですから、思うようにいかないことがあります。そのようなときは、子どもの気持ちに共感してあげると同時に、困ったことで終わらないように前向きな言葉がけをするようにしています。工夫した遊びを提案したり、一緒になって集団遊びを楽しんだり、いつでも大人が助けてくれる安心感を伝えます。そして、かばうことだけに終わらずに、解決策を大人が提案してあげることが大切です。その積み重ねが成長につながり、自己肯定感や意欲を生んでいくのです。クラスでの不安をご家庭に持ち帰ることもあると思いますが、私たち大人が子ども達の背中を押してあげるような言葉がけを心掛けていきたいですね。
 年中長児になりますと、解決の過程に教師の言葉がけでなく、子どもが冷静に考えたり気づく場面を作ることもあります。友達とけんかをしたり、困ったことがあり、感情が先行し解決策が見当たらないときは、一度座って、友達がしていることを観察したり、自分が何をしたいのか考える時間を作ります。そして、気持ちの整理がついたら自ら入れる機会を持てるように見守ります。すると自然と仲直りして遊ぶ姿があったり、気持ちを切り替えて活動に取り組む様子があります。自ら切り出せないときは、その子の気持ちを聞き、一緒に友達に声をかけたり、手助けすることもあります。このような体験を多く積み重ねてきた年長児になると、主体的に考えられるようにもなります。友達の気持ちを汲み取ったり、自ら判断する力の基礎を育んでいきたいと思います。
 
 完成したとりでに、子どもたちはのびのびと取り組んでいます。子どもが腕を使って自らの体を持ち上げる体験が少ないように感じ、遊具で楽しみながら、自然とバランスよく体を使えるものを作りたく、とりでの設計をさせていただきました。子ども達は、ネットの上を自在に動いたり、仲間同士で声を掛け合ってボルダリングをしたり、高いロープに登ったことで達成感や満足感を得たりしている姿があります。赤色さんもほとんどの子が上に登ることができ、嬉しそうに遊んでいます。総勢40名以上のお父様方にお手伝いいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にどうもありがとうございました。
 
副園長  齊 藤 晴 彦

2019年5月29日

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