1. 「やってみたい」という気持ちから

「やってみたい」という気持ちから

園長コラム
 先日の運動会では、たくさんのご協力どうもありがとうございました。子どもたちは運動会を通して様々な体験をしながら、自信をつけてきました。子どもたちの成長した姿をご覧いただき、楽しい時間を過ごせたことと思います。
 
 私たちは、子どもが体育活動に取り組むときに、「できる」ことよりも「楽しむ」ことを大切にしています。目標を「楽しむ」ことに置き、主体的に体を動かしたいと思える心を育てたいと考えています。年長児は運動会でバーを跳んでくぐる動きを行いました。両足で跳び、くぐる瞬間には見えないバーを通り抜ける動きは、大人が思う以上に難しい動きになります。高さを変えてくぐってみたり、連続で跳んでみたりと遊びから始め、徐々に見えない部分にも感覚を働かせながら、バランス良く体を動かせるようになっていきます。年中児の行ったケンケンパーの動きも同じです。繰り返し練習するのではなく、園庭に縄輪や板を迷路のように組み、遊びながら習得していきました。楽しく遊んだ延長線上に、「できた」の実感を持たせてあげられるよう意識しています。
 幼稚園での運動指導頻度による運動能力の比較では、特別な運動指導をあまりしていない幼稚園の子どもの方が運動能力が高いという結果が出ました。さらに、遊びから見た運動能力の比較では、大人の決めた活動や、大人が指示を出すことが多い園に比べて、子どもや友達同士で決めることが多い園の方が、運動能力が高いという結果も出ています。つまり、「させられる」ことよりも、自分から「したい」と思う気持ちが子どもを育てるのです。そして、子どもが一番したいと思う気持ちがあるものが遊びなのです。幼稚園では、遊びに没頭する時間を大切にするとともに、体がバランスよく育つよう遊びに変化をつけたり、遊具を組み合わせたりと、子どもの多様な動きを引き出せるよう工夫しています。
 
 先日、葛西臨海水族園へ年長児と園外保育に行ってまいりました。次の日に水族館の絵を描きました。それぞれの画用紙には、大きな水槽や色々な種類の魚、揺らめく海藻、寿司やマーメイドなど、強く残った印象が絵になり、日ごろの体験をつなげて絵に表現する子もいました。その子の興味・関心から絵を発展させていく姿はとても興味深いです。
来月には縦割りクラスで音楽会があります。仲間と作り上げる音楽会を、どうぞ楽しみにしていて下さい。

 台風15号19号が関東地方に大きな影響をもたらしました。お亡くなりになりました方々のご冥福と被災地の復興をお祈りいたします。
副園長 斎藤晴彦

2019年10月30日

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