1. 身のまわりから少しずつ

身のまわりから少しずつ

園長コラム
 みなさんが待ちに待った幼稚園が始まります。
長期にわたった自粛生活は、不安・緊張を抱えてご苦労が多かったことと思います。
尚、臨時休園にさいしては皆様のご理解ご協力をいただき、当園において無事に6月1日の開園を迎えられました。心より深く感謝申し上げます
 
 副園長と私は誰もいない幼稚園で仕事をしてきましたが、正門から顔をのぞかして声をかけていく子どもの姿、ハガキの返事、行き帰りにお会いした保護者との立ち話など、園児たちの気配をいつも感じながらこの日をたのしみにしてきました。
 
 これからは、今の子どもたちの姿をよく観て捉えて、園生活を用意していきたいと考えています。子どもの成長力は素晴らしいもので、ご家庭ですごした2か月の間に出来るようになったこと、言葉・理解の仕方など、心身の発達を身近で感じられていらしたことでしょう。6月に入園式・始業式を迎えますが、子どもは4月と同様ではありません。新入・進級と新しい環境に慣れ親しんでいくよう一歩一歩の配慮と能力に適した活動の充実といったバランスを大切にしていきます。
 
 保護者のみなさまにおかれましても、新しい環境に人間関係に少しずつ慣れていくお気持ちでいらしてください。経験したことのない「自粛生活」「ソーシャルデイスタンス」は人間関係の距離感を混乱させ、変化もしたように感じます。身体的な密接は避けるようなった反面、SNSで世界中の大勢の人々が繋がり励まし合える心的距離の近さ。
引き続き、「新しい生活様式」として新しいコミュニケーションの取り方を模索しつつ、身のまわりのことからはじめていきましょう。
 
 さて、嶺町幼稚園の朝の挨拶は担任と親子が握手をしていました。自然と近づいて一人ひとりを丁寧に受け入れる習慣でした。特に大人両者にとって顔を交わす毎日は信頼関係が深まり、園の歴史のなかで「言葉だけに頼らない大きな安心感」として家庭と幼稚園を支えてきました。この3月、保護者は保育室に入ることがなくなり、担任との接点が少なくなりました。1年間の積み重ねがあったとは言え、なんとなく味気ないものに感じたのは私だけだったでしょうか。今年度は幼稚園を近くに感じていただけるように分かり合える「言葉」を発信していくことを心掛けていきます。
                       園 長   手 塚 映 子

2020年5月27日

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