自分を楽しむ

園長コラム
 秋の深まりとともに2学期も中盤を迎えます。新型コロナウイルス感染拡大予防により制限のある行事ながらも、園生活に多様な変化のある活動が加わり、子ども達は充実した毎日を送っております。正門に立って子ども達と挨拶をしていますと、幼稚園に自分の居場所や楽しみを見つけて通っているのがわかります。
 
 そして、学年それぞれの成長の姿が見られます。年少児は担任・友達と運動会など楽しさを共感し信頼関係が深まり、クラスの輪ができてきました。
年中児は快活になってきました。縦割りクラスで自己表現できるようになり、よく喋り動けるようになっています。これから「劇ごっこ」の興味にもつながっていくでしょう。また年長児には落ち着きが見られ、見通しをもって動けるようになりました。
昨日の「秋のいろいろ大会」では、クラス対抗で5種目を競い合いました。ルールを理解し守り力いっぱい取り組みました。年長児も教師もとても盛り上がりました!! みんなが手にした金メダルに満足したことと思います。
 
 今、毎日のなかで「自分を楽しんでいる」子ども達。非常に大切してあげたいと思います。言葉を換えれば、「楽しみを見つけられる」ことであり、「好きなもの・こと、夢中になれること、得意なこと・・」を増やしていきます。おこなっていること自体は大人から見れば幼稚ですが、心が育つための非常に意味のある過程です。
幼児期は、そこにおいて正解や間違い、合理性を大人が要求しすぎると心は萎えていきます。 
 
 世界的な調査の結果から日本の子どもは自尊感情が低いと言われています。この意識は理屈で諭すものでも一朝一夕で養われるものではありません。自分の身を守る術を持たずに生まれた赤ちゃんは守られ養ってくれる大人の存在から、安心と信頼という感情が育ち、身体が成長してきました。そして、自分の身のまわりのことが出来るようになり、家庭以外に自分の世界(幼稚園)を築く幼児期。安心と信頼をもって「自分を楽しめる」ことを十分にやらせてあげることが、これからの時代にますます必要であると考えています。予想がつきにくい変化の大きい社会のなかで、「自分のやりたいこと・やるべきこと」を見つけていく心の礎になっていくはずです。
 
 園 長   手 塚 映 子
 

2020年10月28日

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