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はじめに

人生の根っこが育つ幼児期だからこそ、
信頼の中で、美しいものに囲まれて、わくわくする毎日を。

園長のごあいさつ

園長のごあいさつ

子どもが家庭から社会へ歩みだす第一歩が幼稚園です。先生・友だち・初めての出来事、あたたかい信頼のなかで自分を発揮し学んでいく姿が、生涯にわたって「社会のなかで前向きにしっかり立っていく姿」につながっていきます。

当園の保育は、季節感豊かな園生活・想像力あふれる自由遊びを柱とし、R.シュタイナー教育理論の学びから、幼児の感覚に配慮した環境を整え、多彩な芸術活動をおこなっています。子どもたちの身体や心、頭が生き生きと主体的にはたらく毎日を大切にしています。

これからの社会は人工知能の発展によりますます変化していきます。
だからこそ、私達の「人としての能力」が大きな要になっていきます。その基礎が幼児期に育つのです。私達教師は広い視野のなかで幼児教育をとらえ、保育に取り組んでおります。

園長

手塚映子

教育方針について

教育方針について

人生の礎が育つ幼児期

ルドルフ・シュタイナー博士(1861~1925)は身体と心と頭のバランスを大切にした教育を唱えました。 そして、身体の基本がつくられる0~7歳・心が育つ7~14歳・思考が働く14~21歳と7年周期で順番に育まれていくことに深い意味を見出し、人間的な成長の確かさがあると考えました。誕生から7歳までに育つ大切なことについて下記のようにあげています。
①生涯を支える健やかな身体 ②意志(成し遂げようとする力) ③想像力
それらは、子どもがのびやかに手足を動かして生活し遊ぶなかで豊かに育まれていきます。

私たちは、幼児期によく動く身体・みずみずしい感覚を養うことが心を豊かにし、頭を賢くしていくと考えます。 例えば、外遊び・散歩で調和的な筋力がつくことは、姿勢がくずれにくくなり集中力・持続力につながります。 また、質の良い玩具や教材からひきだされた遊びは想像力を鍛え、その後の学習や人間関係に必要な能力に変わっていきます。
これらのことは、最近の幼児教育で重要視されている「非認知能力」に通じるものでもあります。
嶺町幼稚園では、日本の文化を基盤におきながらシュタイナー教育の発達理論を取り入れた保育をおこなっています。

健やかな身体づくり

静と動を織り込んだ園生活・緑のなかで伸び伸び遊ぶ

静と動を織り込んだ園生活・緑のなかで伸び伸び遊ぶ

嶺町幼稚園の一日は、幼児期に適した生活のリズムが配慮されています。
遊びと生活(自由と秩序)・のびやかさと静けさ(動と静)のバランスが子どもの心身を調和的に育みます。
多摩川の土手に散歩に出かけ、緑の多い園庭で伸び伸びと遊びます。

生きる力をのびやかに

日本の祝祭を大切にした季節感あふれる園生活

日本の祝祭を大切にした季節感あふれる園生活

日本の祝祭を大切にした季節感あふれる園生活があります。
夏に竹製のうちわを作り、十五夜にはお月見団子を食べ、12月は、蜜ろうのろうそくを作る等、子どもたちは生き生きとすごしています。
そしてひとりひとりのためにお誕生日会が行われます。
そのような日々を通して、人としての感性が養われ“生きる喜び”が湧いてきます。

豊かな感覚を養う

美しく穏やかな環境・本物の素材からできた教材

美しく穏やかな環境・本物の素材からできた教材

柔らかな色合いの絹の布・透明感のある蜜蝋のクレヨン・先生が静かに語る昔話・安全で素朴なおやつ…幼児の研ぎ澄まされた感覚を大事に考えた教材環境があります。
本物を大切にした園生活で見入る、聞き入る、味わう…
積極的にひらいた感覚が養われます。

意志を育む

日本の祝祭を大切にした季節感あふれる園生活

日本の祝祭を大切にした季節感あふれる園生活

嶺町幼稚園では、子どもが自由に遊ぶ時間がたっぷりあります。
「やってみたい!」「もっとこうしてみよう!」子どもは自分の遊びを創っていきます。
遊びのなかではいろいろなことが起こり、友達と話し合い協力し、工夫しながら幅広く学んでいきます。

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