2014.2.27

担任コラム

  厳しい寒さが続き今年も東京で雪が降り、一面白銀の世界となりました。

子ども達は幼稚園に登園してすぐ、お父さんお母さんと一緒に雪だるまやかまくらを作って遊んだ事や、土手でソリ滑りをした事を楽しそうに話してくれました。

 その日は一日中遊びのテーマが『雪』となり、室内遊びでは机の周りを布で覆いかまくらに見立てて遊び、「雪が降っているからマントを着て出かけなくっちゃ!!」と声をかけ合う姿や、赤ちゃんにマフラーを付け、寒くないように毛糸の膝掛けをかけてあげたり、雪の中で過ごした事が再現されていました。

「お庭で遊ぶよ」子ども達に伝えると「いえーーい!!」と大きな声で喜び、「一緒に雪合戦しよう!」「かまくら作ろう!」と声を掛け合って、急いで身支度を済ませ、お庭に飛び出して行きました。

お庭で一緒になった年中児や花組・星組の子ども達と一緒に雪合戦をしたり、雪だるまや雪ケーキを作ったり、それぞれが思い思いに雪遊びを楽しみました。

 子ども達が入園してから、もうすぐ1年が経とうとしています。

4月はドキドキわくわく・・・ちょっぴり寂しくなる事も・・・そんな表情を見せていた子ども達ですが、今では出来る事は自分で行い、友だちと一緒に遊び、積極的に活動に取り組む姿に成長を感じます。

春になったら桃色さん。階段を一つ上り、お兄さんお姉さんになった子ども達の姿が今から楽しみです。

 虹組の子ども達と過ごす残りの日々を、大切に過ごして行きたいと思います。

 

虹組担任 齋藤清香

 

  日増しに暖かさを増し、桜のつぼみもふくらむ陽気となりました。桃の花の香りと共に、春の訪れが間近に感じられます。

 2月初旬から、3週間、年中児が2グループに分かれ、年齢別の活動が行われました。1週目は、新しい環境に興奮気味な姿や、少し戸惑う姿も見られましたが、同じクラスの友達や、年少児に同じクラスだった友達を介しながら、安心できる場を少しずつ広げていきました。それでも散歩時にたてわりクラスの友達に会うと、大喜びの子ども達。帰る時になると、「もう行っちゃうの?」「またねー!!」と、とても名残惜しそうにしていました。

 2週目に入ると、だんだんと緊張もほぐれ、一人ひとりの個性が垣間見られてきました。室内では、2,3人の遊びが、4,5人へと増える等、友達同士入り混じりながら、遊びを発展させていく姿が印象的でした。又、松ぼっくり、どんぐりグループ合同で散歩に行くときも、1週目とは異なり、それぞれが自然体で遊び、また、自分たちのグループに当たり前のように戻っていきました。そんな子どもたちの姿に、順応性の高さと大きな成長を感じました。

 そして、水族館への遠足は、行く前からとても楽しみにしていました。クレヨンで鮮やかな魚や海を描いては、想像を膨らませていました。当日は、海底トンネルや、大水槽。ヒトデを触ったり、イルカのショーにキラキラと目を輝かせていました。公共の場として社会的なマナーにも気付かせながら、観て回りました。園外で気持ちが高ぶる場でも、それぞれのグループに分かれ、行動することができました。

 3週目になると、おもちゃの片付けや、昼食時の机、台拭き、お茶の配膳等、様々な活動に意欲を持ち、一人ひとりが率先して活躍するように変わってきました。友達同士の話し合いも、1週目とは異なり、腰をすえて話し合う姿が見られるようになりました。

 

 年中児は、これからますます自分で考え、行動し、その達成感が、年長者になる自覚、自信へと繋がっていきます。十人十色の成長の段階は異なりますが、年齢別活動の様々な刺激が、進級に向けて着実に成長の後押しとなったことでしょう。

 来学期に向け、残り少ない日々を心を込めて大切に、過ごしていきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願い致します。

 

どんぐりグループ担当:高宮美月

 

 

 「けやき」と「さくら」グループに分かれてスタートした年齢別活動。

 年長児は、約三週間の中で、「カレー作り」、「おうち作り」、フェルトを縫って作る「ティッシュケース作り」(年中児へのプレゼント)、「嶺町小学校見学」と、最終学年ならではの活動をたっぷり楽しみました。

 

 その中でも、おうち作りは、藤色さんにとって憧れの活動です。7~8人のグループでおうちを作ります。保育室に3つの家が建ち、二週間という長い時間を掛けて取り組みました。

 家づくりを始める前に「家の中に必要な物・作りたいもの」を皆で出し合うと、「机、キッチン、冷蔵庫、トイレ」など家庭にあるものがたくさん出てきました。しかし、初日は、作りたい物やイメージがあっても、何をどの様に作り始めたら良いのかと、少し戸惑う子どもたちの様子が見られました。そこで、「何から作り始めるか仲間と相談すること」を提案すると、「僕と君で机をつくろう」「私たちがソファーを作るね」「キッチンは明日にしよう」など、子ども同士で計画を立て役割分担をして、家具作りがスタートしていきました。

 また、初めのうちは、大人が適当な材料を提案し、子どもたちのイメージに耳を傾けながら手伝うなど、積極的に関わっていきました。そうしているうちに、机、ソファー、キッチン、トイレ・・・と、家の大枠が出来上がり、その頃には、ガムテープの切り方や、どこに貼り付けたら安定感がでるのか、素材によって、ハサミかダンボールカッターのどちらを使った方が良いか等、子どもたち自身で材料を選び、道具を使えるようになっていきました。そして、家の中にジョーロとプランターを作っていちごを育て、いちご狩りをするなど、自由な発想が溢れ出しました。また、あるグループが机を作ると、見に来た他のグループがそれを真似るという相乗効果が生まれ、ケーキを作りたいから、デコレーション用の紙が欲しいなど、積極的になり、家の中が細部にわたって充実していきました。

 

 昼食時に、担任はどのお家も見える場所で食事をとり、子どもたちは自分たちの家で、作った机にお弁当を並べ、”ソファー”に腰掛けて食べていました。子どもだけで、時々盛り上がりすぎてしまう事もありますが、その様な時も、「もうやめよう」「ごはん食べよう!」と、声を掛け合い、食事に集中しようという姿が自然に見られました。子どもたちだけで、心地よく過ごせる姿に成長を感じました。

 

 そして、お家を解体する前日に、自分たちが作ったものをひとつずつ持ち帰ることにしました。その中で、あるグループは、数人が同じ物を持ち帰りたいということになり、困っていました。見守っていると、欲しがっていたうちの一人が、「どうしても、これが欲しいけど、作る提案をして、一番頑張っていた人が持って帰るべきだと思う」と言い、別のものを持って帰ることに決めました。すると、他の友達も、「確かにそう思う。」と言って、それぞれ違うものを探し始めました。また、その日に欠席していた子どもが数人いましたが、「これは、あの子が作った物だね」と、取っておく姿も見られました。

 

 この様な年長児の姿を見て、友達の気持ちや取り組んでいた姿を思い起こし、それを踏まえて自分の気持ちに向き合うといった、深い感情や思考が育っていることを感じました。そして、大人が行動のきっかけとなる提案をしたり、見本を見せたり、助言をすることが、子どもの考える力や挑戦する気持ちを助けるのだということも改めて感じました。

 

 小学校進学まであとわずかとなりますが、成長した子どもたちに必要な関わりを一層意識して、一緒に過ごしていきたいと思います。

                          

さくらグループ担当:今井 奈津子

2014年2月27日

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