2023.5.30

担任コラム
 大地組の子どもたちは、クラスに慣れて、登園すると、それぞれ好きな玩具を取りに行き、友だちと遊び始めます。
 4月は、年長同志、年中同志、遊んでいたのですが、知っている友だちが増えていき、年中長混合で遊ぶグループも増えてきました。
 登園するとまっ先に好きな舟を取りに行き、ベンチで区切って線路を作り、電車ごっこをする年長児、衝立に物を並べ、シルクのカーテンを付けて、クッキー屋、パン屋を開く年長児、板で坂道を作り、木の皮を繋げたすべり台で木の実を転がす年中児、台形のテーブルに板を渡してカウンターを作り、中に入って羊毛や魚でお寿司を作り、手動でテーブルを移動させる回転寿司屋、衝立に布をかけてテント風に貼り、側では、木を積み上げた焚き火でバーベキューをするキャンプごっこ、自然素材の玩具を様々な物に見立て、年中児はファンタジー豊かになりきり、年長児はイメージを友だちと共有して、相談しながら設定し、遊ぶ姿が見られます。
 
 先日、休み明けの暑い日に、スモックに着替えて、泥あそびをしました。「裸足で行っていいの?」始め戸惑っていた子も、すぐに遊びだしました。水道管を繋げて長い長い川を作り、水を流したり、砂場に穴を掘って水を入れ「ろてんぶろ」を作り、数人でしゃがんで入ったり、泥だんごや泥ホットケーキを作る子、どの子も砂や泥の感触を楽しみました。この活動の後、普段あまり関わりがなかった子同志、「お弁当となりにしよー!」と声をかけ合っていたり、一緒にあやとりをしたりする様子が見られました。
 
 今後も、泥あそびや室内での午後の活動等、子どもたちが五感を働かせて没頭して楽しめる事を行い、子ども同志の関係も深めていかれたらと思っております。
 
大地組担任  川井美登里 

2023年5月30日

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