1. 夏休みに向けて

夏休みに向けて

園長コラム
 明日を持ちまして、1学期が終了致します。今年度より清掃・換気・保育環境の工夫をしながら教職員もマスクを外しての保育になりました。子ども達と接する中で、お互い表情を確認しながら保育ができるということは、子ども達との距離が近くなり、信頼関係がより深くなるように実感します。楽しかったことを笑顔で共感する体験、言葉を伝達するときに表情を汲み取っての受答え・まなざし、一つ一つの行為に子どもとの心の通い合いを感じます。このような日常の保育に戻ることができたのも、保護者の皆様のご理解ご協力があってのものです。いつも安定・安心した幼稚園生活の根源を支えていただいていることに、感謝申し上げます。
 
 今年度は様々な催し物が復活し、通常の夏休みになるでしょう。夏休みの計画を立てるにあたって、子どもと一緒に「ゆっくりと話し合う」時間も作ってみて下さい。子どもの興味はご存じだと思いますが、子どもの声を聞くことで、新しい気づきも生まれてきます。その子のしたいこと、思っていることは何でしょうか。電車で出かけたり、プールに行きたい子もいるかもしれません。家でゆっくり遊んだり、保護者の皆様と一緒に料理をしたり制作をすることが「したい」の子もいるかもしれません。ポイントとしては、子どもの話を最後まで聞き、大人がその中を整理していくことです。子どもは現実的なことはまだ分からないことが多いですが、話を聞き切ってもらうことで思考を整理していきます。そこに大人が、抽象的なイメージには少し具体的な提案をしてあげたり、イメージが発展していくようなアイデアを加えてあげることで、その子ができそうなこと、達成感を味わえそうなことが生まれてきます。そして子どもの思いに寄り添い、気持ちを共感できたとき、親子間に深いつながりが生まれると共に、子どもの安定した生活の基礎を作り、活動への意欲も増していきます。
 また、日常生活のお手伝いを心がけましょう。お皿を片付ける、お箸やスプーンを並べる、カーテンの開け閉め、洗濯物をたたむなど、子どもだけに任せられ、続けやすく簡単に達成できるものがおすすめです。飽きないように週ごとにお手伝いを変えてもいいかもしれません。大切なのは毎日行うことです。そこから、家族の一員としての自分を自覚し、意志の力も育ちます。その子にあったお手伝いを見つけてあげてください。
 
 暑い日々が続きますが、保護者の方々も無理をなさらずに、どうぞ楽しい夏休みをお過ごし下さい。
 
園長 齊藤 晴彦

2023年7月19日

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